平成9年度 基礎スキー準指導員検定
理論問題 9-012
平成9年度 基礎スキー準指導員検定
理論問題解答 9-012
スキースポーツは、教程にもあるとおり、生涯学習
にふさわしいライフスポーツであり、体力、運動能力
など、年齢的な特徴を理解し、年齢に応じて、安全と
健康に気を配った実践が望まれている。高齢化社会に
向かい、指導者は中高年期の身体的・精神的特徴を理
解し、それらにあった技術の指導に当たらなければな
らない。
中高年期の身体的・精神的特徴と、それらの条件を
満たす技術とはどのようなものかを簡単に説明しなさ
い。
中高年期の特徴
脚筋力感覚機能の低下が著しく、動作の調整能力は
抑制作用としてよく働き、防御的な動作が多くなる。
スピーディな動きや速さでなく、確実、安定性そして
コントロールされたスピードに、運動の快適さを感じ
られるようになる。

中高年期のためのスキー技術の要点
1)直立姿勢から、各関節をわずかに屈曲した高い
姿勢
を維持し、極端な上下運動や、急激な姿勢の
変化を避ける。また視線の変動が少ない姿勢の維
持に努める。
2) 舵取り、切り換えは、身体全体の動きで、荷重
を主にした、横方向へのおしずらしでコントロー
ルできる能力に習熟する。
3)流れるようなリズムによるターンができるよう
にし、自然な全身運動を大切にする。
4)スピードの条件や、斜面状況によって、効果
的なスタンス
で雪面に働きかける。形態面のスタ
ンスにこだわらない。
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